大人の矯正(マルチブラケット)-静岡市の矯正歯科なら「かたやま矯正歯科」

大人の矯正(マルチブラケット)

現代の矯正治療の主役 マルチブラケット装置(ワイヤー矯正)

マルチブラケット装置(ワイヤー矯正)は、歯の表面にブラケットを接着し、ワイヤーやゴムの力を利用して歯を並べる方法です。3次元的な歯の動きが可能で、幅広い症例に対応できる特徴があります。この装置は歴史が長く、ノウハウが豊富に蓄積されており、成人の矯正治療の主流となっています。最近ではマウスピース矯正も普及していますが、依然として多くの場面で幅広く使用されている装置です。

マルチブラケット装置の手技の習得には、大学でのトレーニングなど時間と手間がかかります。

「ワイヤー矯正だから治る」「ブラケットをつける方がよい」などとよく言われますが、治療がうまくいくかどうかは術者の技術に依存すると当院では考えています。装置の選択も技術の一部です。

マルチブラケット装置は「術者の意図を反映しやすい装置」と言えます。術者に適切な知識と手技が備わっていれば、高い目標や難しい症例にも対応可能です。

ブラケットの種類(素材)と特徴

●セラミックブラケット

歯の色に近く、透明感があって目立ちにくいです。物性も優秀で摩耗に強いです。硬い分脆くなり、割れるリスクはありますが、最近のものはその心配がほとんどありません。
当院では人目につきやすい前歯で使用します。

●プラスチック(レジン)ブラケット

歯の色に近く目立ちにくいです。セラミックに比べて耐摩耗性が弱いですが、逆に言えば割れずに耐えてくれるともいえます。
当院では状況に応じて使用します。

●メタルブラケット

セラミックやプラスティックと比べると見た目は目立ちます。物性はとても優秀で、摩耗に強く、割れることもありません。
当院では力がかかりやすく、人からは見えにくい奥側の歯で使用します。

●ホワイトワイヤー

装置に通すワイヤーや結ぶ針金を白いものに変更することで、更に装置が目立ちにくくなります。白いワイヤーは種類が限られているため、シビアな状況では使いにくいことがあります。
当院では患者さんの希望に応じて使用します。

マルチブラケット装置の注意点

  • 歯磨きに時間と手間がかかる
    装置の形態の都合で、どうしても死角が増えてしまうため、歯磨きの手間が増えます。普段から人並みに磨ける方であれば問題ない範囲ですが、併せてかかりつけの歯医者さんでメンテナンスを受けていただくとなおよいと考えます。
  • 装置の存在感自体は消せない
    何もつけていない状態と比べればどうしても見た目にどうしても装置の存在感があります。どうしても気になる方、あるいはお仕事で装置がつけられない場合などはマウスピース矯正などを検討していただくこともあります。
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